魚秀が利ざやから関係者に支払った中で、突出して高額なのが高松市の水産物加工販売会社の元専務(43)に渡った約1億円。
元専務は、魚秀の非常勤役員を兼務する高知県南国市の水産物加工販売会社の役員から偽装工作の依頼を受け、高松市内の運送会社が所有する冷蔵倉庫を借り、今年2〜3月にかけて、若い男7、8人に中国産ウナギの箱の詰め替え作業などをさせていたとされる。
役員は4月中旬、元専務の会社を訪ね、元専務の目の前に札束を並べて引き渡したという。魚秀の中谷彰宏社長(44)は「詰め替え作業の経費だった」と、徳島県警などに説明しているが、実際には偽装工作の報酬とみられている。
しかし、捜査関係者は「報酬でも1億円は多いのでは」と首をひねる。「かりに作業員1人に100万円ずつ与え、倉庫の借り賃などを払っても(元専務に)約9000万円残る。なぜ、それほどの高額を支払う必要があったのだろうか」。元専務は領収書を出しておらず、その後の金の行方も明らかになっていない。
また、魚秀は東京の商社2社に手数料として計約4000万円を支払っているが、これは伝票上だけ介在させ実際にはウナギを扱わない「帳合(ちょうあい)」と呼ばれる架空の取引だった。流通経路を複雑化することで、産地偽装の発覚を逃れようとしていたとみられている。
商社社長らは高知の役員から帳合取引を頼まれたといい、手数料の実体は偽装協力の謝礼とみられている。しかし2社に支払われた金に大きな差がある理由はいまのところ不明だ。
また、偽装ウナギを約7億7000万円で買い取った水産物卸売会社「神港魚類」(神戸市)の担当課長(40)が中谷社長から受け取った現金1000万円については、神港側が「口止め料」と主張しているのに対し、中谷社長は「謝礼だった」と、双方の意見が食い違っている。
合同捜査本部は、複雑で巧妙な偽装の全容解明に向けて、関係者の間を飛び交った巨額の現金の解明を急ぐ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080705-00000942-san-soci
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この機会に胡散臭い奴らは一網打尽にして、2度と偽装が行われないようにしてほしいものですね。でもこんなに儲かることがわかったら、危ない人たちが今後も手がけるのでしょうね。今回もどこかに危ない人たちがからんでいるのでは?

